人生の最終章
最近は死について考えさせられることが多い。
ここ1、2ヶ月で祖父と祖母が入退院を繰り返すようになって、だんだんと歩けなくなり、一気に老いて来た気がする。
そうなると祖父、祖母の娘である母が主になって看病をしてるわけだけど、毎日毎日がとても大変そうで心身共に疲れている。
できるだけ自分も手伝うようにはしているけどやっぱり限界はあるしほぼ母に頼りっきり感がある。
でも最近ちょっと変わってきたことがあって。
祖母がとてもわがままになってきた。さらにナーバスにもなってきてもういなくなった方がいいとか言うようにもなってきた。
そうなると母は祖母に対しての対応も変わってきて口調もだんだん激しくなってくる。
逆に祖父に対しては昔みたいに口達者な面影はなくあまり話すこともなくなってきてそれに合わせて母の対応もとても優しく見える。
まぁしょうがないんだろうなって思うんだけども。とても気性が荒くなることが多い母を見てるととても極端でとても不安になる。
時には自分にもそのとばっちりみたいなのが飛んでくるけど仕方ないことだとも思うし、自分も少なくともその責任はあると思うので何も反論することはない。
そう思ってると昔から自分は自由奔放に生きてる気がするけどなんだかんだ要所要所で人生の挑戦の目は母によって潰されてる気がする。
それって自分の責任をただ母に押し付けてるだけじゃんって思うだろうけど。こういう風に自分という人間を構成してきたのはほぼ両親の育て方なんだし。多分特殊な家庭環境で育ってると思うので、少なくとも責任はあるかなって思う。
でもこの歳になってこの考えをできるってことはありがたいと思うし。もしこの経験を自分の子孫(できるかどうかはわからん)に活かせることができるのならそれもまた良し。
そういう意味では両親にとても感謝してる。
将来に活かせる。
まぁなにが言いたいかって自分の死に際は大事だなって思う。とても。
最低でも自分の家族には恨まれて死にたくはない。
やれることはたくさんあるよ。