を作るにあたって。
写真集ってどういうために作るんでしょうね。
記憶のため?
記録のため?
個人的には学会での研究発表会みたいなもんだと思うんですよね。
〜〜について調べて行くとこういうことになりました。みたいな。
そういう写真集を作るならステートメント的なものはとても大事だと思うんですよね。
ただただ写真が溜まって来たのでまとめました。みたいなのは好きではないし。
なかなか一つのテーマについて数年をかけて答えを出して行くのは根気のいる作業と思いますけど、そういうのが『写真家』というものなんだと個人的には思います。
そういう写真集には製作者の教養、思想、生い立ちとかいろんな要素が入り組んで出来上がっていくんだろうし、その写真集を見て何も感じることのない、思ったことを言葉にできないっていうのは単なる勉強不足なんだろうなって。
そのためにはいっぱい本読んで勉強して。いろんな写真集見て。自分というものを構築していけば良いなと。
人生やることいっぱいなんですよ。
休む暇などないんです。
頑張りましょう。